社交不安障害|アンディクリニック|相模原市南区の心療内科・精神科・内科

〒252-0321 神奈川県相模原市南区相模台2-1-6 ANDYビル2階

初診・再診予約制
Tel.042-747-0877
ヘッダー画像

社交不安障害

社交不安障害|アンディクリニック|相模原市南区の心療内科・精神科・内科

どんな病気?

胸を押さえている男性

人前で注目が集まるような状況で、強い不安や恐怖、緊張を感じ、何か失敗して自分が恥をかくのではないかという心配や強い不安を感じる病気を社交不安障害といいます。また、社会不安障害、あがり症と言われることもあります。
性格の問題と混同される場合もありますが、社交不安障害ではそれらの行動に強い苦痛を感じ、恐怖感や不安感を強く感じてしまい、極度の緊張と共に、赤面、大量の汗、動悸といった身体症状が現れます。過剰に「失敗したらどうしよう」、「恥をかいたらどうしよう」という思いにかられ、次第にそうした場面を避けることにより日常生活を送ろうとします。
社交不安障害が深刻化してしまうまで、治療につながることができずに過ごされていることも少なくありません。また、社交不安障害は学童期や思春期の比較的早い年齢で発症することも多く、治療せずに放置してしまうと、進学・就職・結婚など人生の大切な場面での制約がかかりやすくなります。不安感や緊張感が膨らみ、社会生活に影響が出る可能性もあります。

どんな症状?

  • 人前で発表するのが極度に怖い、緊張する
  • 人と接するのが極度に怖い、緊張する
  • 周囲からの視線が極度の怖い
  • 注目されると緊張で赤面する、汗をかく
  • 人前で食事ができない
  • 人前で文字を書くとき、手が震えて書けない
  • 人前で電話をかけるのが怖い

原因

社交不安障害の原因はまだはっきりとはわかっていません。社交不安障害の症状は、生活の中に普段起きることが多くあります。気になることがあれば、早めに受診をし、治療を開始することをお勧めします。放っておくと重症化し、その他の精神疾患なども合併する可能性があります。

治療について

基本的には薬物療法で、症状に合わせて薬を服用していきます。また不安に陥りやすい思考パターンに自分自身が気が付き、別の見方をできるようにしていくことが大切です。治療を開始して実感ができるまでには個人差があり、数週間~数か月かかります。そのため、まずは正しい服薬の継続、更に認知行動療法などを併用しながら治療をしていきます。その上で少しずつ社会生活での「困りごと」を減らしていきます。治療には時間がかかりますが、落ち着いて対処できることが増えていきます。そういった経験を積み重ね、自信をつけていくことが大切です。

TOP